Ryzen7 9700XとRTX5080で組み立てた自作PCをA3-mATXの小型ケースに収納し、メインPCとして利用中です。先日小型PCの組み立て直しを行いました。
過去、小型PCを様々な記事で紹介しましたが、組み立ての記事が無いため、本記事で、小型PCの組み立ての様子をご紹介します。
A3-mATXに限定される部分がありつつ、他のPCケースで小型PCと共通する部分はりますので、組み立ての雰囲気を知りたいという方に向け、小型PCの組み立て方の例として記事を作成しています。
本記事が、小型PCの組み立てのご興味ある方のご参考となれば幸いです。
過去、小型PCの記事としてご紹介した記事は以下となります。ご興味のある方は、ご参照ください。
- A3-mATXを使った小型PCにグラフィックボード(RTX5080)を取り付ける
- グラボを積んでいない小型PCの下部ファン追加で温度はどう変わる?実測してみた
- Ryzen 7 9700Xで作る小型サブPC-静音で使いやすい仕上がり-
パーツの紹介
小型PCを構成しているパーツを紹介します。
- CPU:Ryzen 7 9700X
- マザーボード:B850M GAMING PLUS WIFI6E
- GPU:RTX5080 GAMING TRIO
- CPUクーラー:NH-D15
- メモリ:DDR5 32G(16GB×2)
- M.2 SSD:1TB
- SSD:500GB×2
- 電源:1200W
- PCケース:A3-mATX BLACK
- ケースファン:Noctua 120mmファン×3
【組み立て手順】
小型PCの組み立て手順を紹介します。
この手順で組み立てるべき等は無いため、自分で組み立てやすい手順で組み立てていただけましたら幸いです。以下手順は、ご参考程度としてください。
組み立てでは、ケーブル配線が最も難しいため、事前に配線経路を検討し、組み立てていきます。最初から完璧な配線を目指すのではなく、最終的に修正する前提で、あたりを付けておきます。
マザーボードをケースに取り付ける
最初にマザーボードと電源ユニットを組み付けます。
ケーブル配線のルートを考えるため、先にマザーボードをケースに取り付けています。
マザーボードを中心に配線をするため、マザーボードの位置が分かっている事が重要です。
マザーボード取り付け後、ケースからのコネクタをマザーボードに取り付けておきます。

電源ユニットを取り付ける
A3-mATXに電源ユニットを取り付ける位置を考えます。
A3-mATXでは、電源ユニットをケースフロント部分とケースサイド部分の2か所に取り付けられるため、取り付け位置を決めます。
私の場合は、電源サイズが大きく、サイドに取り付けると、グラフィックボードの取り付けに影響があるため、フロント部分に電源を取り付けています。

電源取り付けの高さも選べますが、電源から伸ばす各ケーブルの付け根部分に干渉しない高さを確保できれば、問題ありません。

電源ユニットの取り付け位置が決まった後、ケースについている電源供給用のケーブルを取り付けます。

ケーブルは事前に電源ユニットに挿しておかないと、ケース上部のフレームとの干渉により、後付けが難しいため、電源ユニット固定前に取り付けます。
電源ユニットを固定し、各パーツへの電源ケーブルを取り付けます。ケーブル配線を行いますが、必用に応じ、結束バンドやビニールタイを利用します。

電源ケーブル配線
電源ユニットから伸びているケーブルを配線します。
最終的に配線の修正が必用となる事もありますが、ケーブルを束ねる位置や配線経路を整えておきます。どの位置に配線する必要があるか大まかな位置を予約する形です。
私は電源ユニットとマザーボードの間の空間にケーブルを束ねて置くスペースを確保しています。

CPUへの電源ケーブルはケース上部部分から配線します。ケーブル配線を支える治具があるので利用します。

電源ボタンやオーディオケーブルは、ケース下部分を這わせた配線を行います。
ケース下部分は、グラフィックボードを取り付けた後、触れなくなるので、事前に配線を完了させておきます。

ここまでで、グラフィックボード用のケーブルとSSDに使うケーブル以外は配線できている状態です。
メモリの取り付け
CPUクーラーを取り付ける前にメモリを取り付けます。
今回使用するCPUクーラーは、NH-D15で、ヒートシンクが大きな製品です。
そのため、CPUクーラーを取り付けた場合、後からメモリの取り付けができません。そのため、メモリを先に取り付けます。

CPUとケースファンの取り付け
CPUの取り付けは、いつ行っても良いですが、私は、メモリを取り付けた後に行っています。

ケースファンは、CPUクーラーやグラフィックボードを取り付ける前に取り付けておかなければ、ケース内の作業スペースが少なくなるため、先に取り付けます。
上部に2枚とリアに1枚取り付けます。ファンの向きは自由です。今回は全て排気で取り付けています。
ファンケーブルの配線をしつつ、取り付けます。
ファンケーブルは、目立たない様、ファンの後ろに隠して配線し、取り付けています。

2.5インチSSDとM.2SSDの取り付け
M.2 SSDはマザーボードに取り付けられているヒートシンクを開けて取り付けます。
2.5インチSSDは、ケース背面に取り付けます。

取り付けの方法は、2.5インチSSDにネジを取り付け、背面の取り付け板をねじとSSDでは挟む様にして、取り付けます。

2.5インチSSDの固定ができたら、SATAケーブルと電力供給用の配線を行い、完了です。

CPUクーラーの取り付け
CPUクーラーを取り付けると、ケース上部の配線が触れなくなるので、ここまでで配線を完了させておきます。
CPUクーラーの土台部分を取り付け、ヒートシンクを取り付けます。


その後、ファンを取り付けて完了です。

CPUクーラーのファン端子の取り付けは、設置スペースに手が届くため、CPUクーラー取り付け後に行っています。
グラフィックボードの取り付け
最初取り付けた時、配線とグラフィックボードが干渉してしまい、うまく取り付けられず、配線の修正をしています。(取り付けられない事に対して焦っており、写真が撮れていません。)
具体的には、グラフィックボードの右部分と配線経路が干渉しており、グラフィックボードが配線にはじかれるような状態でした。
特にマザーボードの電源供給配線の経路がグラフィックボードに当たっており、グラフィックボードが取り付けられない状態でした。
配線を修正し、グラフィックボードを避ける配線をったことで、無事グラフィックボードの取り付けが完了しました。


電源ケーブルは12VHPWRを利用しています。しっかりと電源ケーブルが刺さっている事を確認します。

電源をオンにする
背面の電源ケーブルを挿しんだ後、電源ユニットの電源スイッチがオンになっている事を確認します。
電源ユニットがケースの外側に露出していないため、電源ユニットの電源は事前にオンにします。ケースの蓋を閉じた後、電源のスイッチを外から触れなくなるため、事前に電源をオンにしておきます。

本体のスイッチをオンにしてPCが起動したら問題ありません。
小型ファンを空きスペースに設置
最後に小型ファンを空きスペースに設置しています。

今回組み立てた小型PCに吸気部分が無いため、吸気ファンを取り付け、吸気をします。
小型ファンのため、十分に冷却できるとは言えませんが、無いより良いかなという事で取り付けています。
A3-mATXは、全面メッシュのPCケースのため、空気は吸いこんでくれていると考えています。
組み立て時の注意事項
組み立てた小型PCは、以前動作していたPCの組み直しのため、事前にパーツの相性や故障が無く、組み立てたら、PCが起動する前提です。
動作確認をしていないパーツを組み立てる方は、CPUクーラーを取り付けた時点で1度パソコンが起動するか否か確認する事をおすすめします。
グラフィックボードまで取り付けてしまうと、パーツの取り外しの労力がかかるため、最小構成の時点での起動確認をおすすめします。
まとめ
小型PCの組み立ての様子を記事にまとめました。
A3-mATXの組み立て手順となっていますが、最初に配線の位置を考える事や、組み立て時の注意点は、小型PC組み立ての参考となると思います。
小型PCは、取り回しが良く、机の上に設置できるPCとして、個人的におすすめですが、組み立てで苦労する場面が多く、準備に力を入れる必要があります。
あまり高性能にすると熱問題で機能が十分に発揮されない事もあるので、パーツ選びはご注意ください。
参考情報となりますが、今回組み立てた構成では、RTX5080の電力を80%制限として運用しています。また、発熱の少ないRyzen7 9700Xを利用しています。
本記事が、小型PCを組み立てようと考えている方の参考となれば幸いです。
以上です。
