パソコンを利用している時、ふと過去自分の設定したRaid構成がどうなっているか忘れてしまい、確認したいという事はありませんか?
本記事では、構築したRaid構成の確認方法について紹介します。ストレージの環境整理や状況確認の役に立ちますと、幸いです。
注意点となりますが、この方法は、Biosで設定している方法ではなく、Windwos設定しているRaidに限った説明です。
Raid構成の確認手順
Raid構成の具体的な確認方法を紹介します。確認画面への遷移から記載します。
以下の手順でご確認ください。
コントロールパネルを開く
コントロールパネルを開ければ、どの様な方法でも良いですが、1つの方法を紹介ます。
始めにキーボードの「Windowsアイコン」のキーと「R」を同時に押します。すると、「ファイル名を指定して実行」のタブが開きます。
ここで、コントロールパネルを表示するための検索を行います。「名前」の項目で「control」を入力し、OKをおして検索するか、エンターを押します。実行後にコントロールパネルを開きます。

設定画面への遷移
コントロールパネルを開いた後、「システムとセキュリティ」を選択します。

移動先の画面の下の方に「記憶領域」があるため、これを選択します。

この時、「記憶領域」の下に小さな字で「記憶領域の管理」が選択できる様になっていますが、どちらを押した場合も、「記憶領域の管理」へ遷移できるため、どちらを選択しても問題ありません。
ストレージ構成の確認
「記憶領域の管理」の画面に遷移した時、「記憶領域プール」という項目があります。
表示された項目に「物理ドライブ」と「記憶領域」の2つが表示されます。
Raidを組んでいた時には、「記憶領域」に何かしら表示されます。
どんなRaidを構成しているかの確認をします。
記憶領域を確認した時、双方向ミラー、シンプル、3方向ミラー、パリティの内いずれかが記載されいています。記載されている方式が、Windowsで組める、Raid方式です。どのRaid方式かご確認ください。
例ですが、画像「記憶領域プールの確認」は、双方向ミラーはRaid1を示しています。

どんなデータをファイルに保存しているか確認をしたい時は、ファイルの表示を押します。すると、エクスプローラーが起動し、中身が確認できます。
注意点
Raidが組まれていない時の画面が想定している画面と異なるため、注意が必用です。
「記憶領域の管理」に遷移した時、Windowsが認識している物理を含む記憶領域が表示されず、「新しいプールと記憶領域の作成」の選択肢が表示されます。
Raidoを組んでいる時の画面構成と比較すると、情報量が少ないため、とまどわずRaido構成が特に組まれていないとしてください。

【まとめ】
利用しているパソコンで、WindowsのRaid機能を使って組んだRaidの確認方法について紹介しました。
Raidに関する操作に限らず、ストレージに対する操作を行う時は、操作ミスによってデータが失われる事があります。
そのため、慎重に確認しながら操作したい時に利用いただけたらと思います。
本記事が、Raid構成の確認を行いたい方の参考となれば幸いです。
以上です。