HHKB Professional HYBRID Type-Sを導入してから1カ月程度が経過しました。
過去Macを使っていた時に導入していたキーボードですが、自作PCに切り替えるタイミングでゲーム中心の環境にするため、手放していました。
最近、Windowsでゲームしなくなり、作業中心になったため、再度、HHKB Professional HYBRID Type-Sを導入しています。
相変わらずのタイピングしやすさかつ、安定したタイピング環境の構築で、快適な作業ができています。
HHKB Professional HYBRID Type-Sは使いやすいですが、デメリットもあります。
本記事では、1カ月HHKB Professional HYBRID Type-Sを利用して感じている、メリットとデメリットを紹介します。
本記事が、HHKB Professional HYBRID Type-Sの導入を考えている方の参考になれば幸いです。
HHKB Professional HYBRID Type-Sのメリット
HHKB Professional HYBRID Type-Sはタイピングのしやすさは当然のことながら、サイズやバッテリーを使わない点など、様々な工夫があります。
そのため、長期的な利用を見据え、使いやすいキーボードとなっています。
キーボードサイズが小型
まずは外観とサイズの話です。
HHKB Professional HYBRID Type-Sは、テンキー部分のない、60%キーボードです。
サイズが小さいため、場所を取りません。そのため、持ち運び、小さな机での利用に向いています。
デスク環境を整理する時、小型のキーボードであれば、収納スペースで幅を取りません。
コンパクトなデスク環境を構築したい方にとって、導入したいサイズ感のキーボードです。
安定したタイピング環境が作れる
HHKB Professional HYBRID Type-Sは、本体だけでも安定したタイピングができますが、背面に吸振パッドを張り付ける事で、より安定し、振動をデスクに伝えにくいキーボードとなります。
また、リストレストの導入で、手首が疲れないタイピングが実現できます。
過去に周辺機器について紹介した記事を作成しています。「HHKBのタイピング快適化のため「固めのパームレスト」と「吸振マット」を導入した」ご参照ください。
専用アプリでキー配置が自由
アプリでキーマップの割り当てができます。HHKB Professional HYBRID Type-Sを有線で接続する必要がありますが、一度キーマップを割り当てたら、以降キーマップ変更以外で、設定の必要はありません。
キーマップの設定ついて、「HHKBを快適に利用するためのキー設定と環境の紹介」に設定例を紹介していますので、ご参照ください。
適度な力でタイピングできる
以前の記事でも紹介しましたが、何においても、タイピングが心地よいです。力を入れすぎず、力を抜きすぎず、適度な力でタイピングができます。
そのため、しっかりとキー入力をしている感覚が味わえ、タイピングをしていて楽しいです。
タイピングの音については、コトコトという音で心地が良いです。
電力は電池
HHKB Professional HYBRID Type-SはBluetooth接続の無線キーボードです。無線キーボードと聞くと、電力を利用します。
電力の利用では、バッテリー内臓で充電時間の発生するモノがほとんどですが、HHKB Professional HYBRID Type-Sは違います。
単3電池2本で動作しています。
昔ながらの方法ですが、電池切れの時、バッテリー充電の待ち時間が無く、電池交換のみで利用できます。
また、長期の利用で気になるバッテリーの寿命が無いため、故障するまでの長期利用が期待できます。
電池切れの度、電池を用意したくない場合、充電式の電池を利用すれば、わざわざ電池購入する必要がありません。
HHKB Professional HYBRID Type-Sのデメリット
HHKB Professional HYBRID Type-Sは便利なキーボードである一方、微妙だなと感じる部分もあります。
周辺機材の購入が必要
快適なタイピング環境の構築には、少なくとも、リストレストの購入が必須です。
キーボード単体の場合、キーボードの設置面とキーボードの高さで手首を曲げた状態のタイピングが必要です。
手首を曲げた状態のタイピングが継続した時、手首に疲労がたまり、疲れてしまいます。また、手首が痛くなる場合があります。
そのため、リストレストは導入の必要があり、追加購入が必要です。
自動で電源オフになる
キーボードを30分程度放置しておくと、HHKB Professional HYBRID Type-Sの電源が自動でオフとなり、再度電源を入れる必要があります。
デフォルト設定が30分のため、調べ事のため本を読んだり、手書きで図を描いたりした後、作業に戻ったタイミングでHHKB Professional HYBRID Type-Sの電源がオフの時があります。
電源を入れるため、作業を一度止める必要があり、集中力や勢いが落ちる事もしばしばあります。
また、電源がオフになっている事を忘れ、キー入力できない事に焦る事もあります。
本体がキーボードとしては重い
HHKB Professional HYBRID Type-S本体が重い事、単3電池を入れている事で、重さが608gと重いです。
持ち運びに重さは気になるところなので、外出時に持ち運ぶか悩むところです。
私の場合、外出でキーボードを持ち運ぶ機会が少なくなり、家の利用がおおいので、問題はありませんが、持ち運びメインの場合、荷物が多い時にはおいていきたいキーボードです。
「Fn」キー利用になかなか慣れない
HHKB Professional HYBRID Type-Sでは、「Fn」を押した状態のキー配列と「Fn」を押さない時のキー配列が設定できます。
「Fn」を押した状態のキー入力で、EscキーやDelキーを割り当てていますが、「Fn」の押し忘れがあり、違う動作が発生します。
「Fn」キーを押した状態の操作に慣れておらず、慣れるまでにまだまだ時間がかかりそうです。
本記で紹介している商品のAmazonリンク
HHKB Professional HYBRID Type-S
(※写真のパームレストは別売りです。)
HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列まとめ
HHKB Professional HYBRID Type-Sは、メリットもデメリットもあるキーボードです。しかし、メリット面の恩恵が大きく、使いやすいキーボードです。
個人的には、作業キーボードの中で最高のキーボードの1つと言えます。
HHKB Professional HYBRID Type-Sの導入を悩んでいる方は、不都合な部分に合致しなければ、導入して良いキーボードです。
導入後は、楽しく快適なキータイピングが待っています。
本記事が、HHKB Professional HYBRID Type-Sが気になる人や導入を悩んでいる方の参考となれば、幸いです。
以上です。