本ブログでは、度々、パソコンで利用するモニターを何枚にすると効率が良いか記事としていました。
過去Macを利用していた時は、作業中心であり、モニターのベゼルを邪魔と感じていた事から、作業スペースを広くとれるシングルモニターで、4Kのモニターサイズの大きなものが良いと考えていました。
(過去にどんなモニターを導入したいか記事を作成しています。ご興味のある方は、ご参照ください。「ディスプレイはデュアルディスプレイよりもシングルディスプレイの大画面の方が良い」)
一方、パソコンをWindowsに変更し、PCでゲームをする様になった事で作業効率重視の観点から、考え方が変わり、デュアルディスプレイ環境が良いと考える様になりました。ブログ用の画像編集や、動画編集等の作業を継続しており、作業とゲームの両立を求める様になりました。
今回の記事では、作業とゲームの両方に取組む事となった私が、デュアルディスプレイ環境を良いと考える様になったかまとめます。
本記事が、ゲームと作業の両方を行うためのパソコン環境を整える際に、モニターを何枚導入しようか考えている方のご参考となりますと幸いです。
ゲームと作業の取り組みに求める考慮点
ゲームと作業の両方に求める場合の考慮点として、必要な内容を記載します。
ゲームをする場合の考慮点
リフレッシュレート
取組むゲームにもよりますが、私が最近取り組んでいるゲームの種類は、FPSです。
FPSを行う際、注意したい事がモニターのリフレッシュレートです。
リフレッシュレートが高い場合、ゲーム画面の動きが細かく見えゲームが有利に取り組めます。
そのため、可能な限り高いリフレッシュレートのモニターを求めます。
個人的には、最高240Hzの環境が欲しいのですが、趣味レベルの取り組みであり、本格的に取り組んでいない事から、リフレッシュレートが144Hzのモニターで十分です。
モニターサイズ
モニターサイズについて、大きなモニターを利用した場合、FPSゲームでは、画面上の敵を確認する範囲が広くなります。そのため、大きなモニターは利用は避けたいと考えています。
利用するモニターの最大サイズは、実用的なサイズが、フルHDの24インチモニターが良いと考えます。
作業をする場合の考慮点
作業用モニターとして、気にする事は以下に記事を作成していますので、ご確認ください。(「27インチ4Kモニター選びで注意した事」参照)
本記事では、特に気にした部分についてピックアップしたものを紹介します。
作業領域を広く取りたい
作業中心で考えた時、ゲームとは異なる事が重要です。
作業面で必要な事は、様々な参考資料を広げる事があります。
ブラウザや編集ソフト、wordやPowerPointといった事務系のソフトがあげられます。
複数のウィンドウを広げる場合、1つのウィンドウの中で広げられるサイズが制限されます。
作業時には可能な限り広い作業領域を確保し、ウィンドウ1つを広くし、複数ウィンドウを広げる環境が良いと考えます。
広い領域の確保のため、作業領域を大きく確保する手段として、4Kモニターの導入が良いと考えます。
作業領域をフルHDより、広くとる事ができるため、27インチのモニターサイズでも十分な広さを確保できます。
画像の色合い
画像や動画を扱う時、表示するモニターによって、色の見え方が異なります。
画像や映像作成時には、可能な限り標準的な色が標示されている状態の操作で、標準的な色の画像や映像を作成し、視聴する側の人に対し、ブレの少ない色で提供する事で、実物と映像との認識の違いを避けられます。
標準的な色で気にする部分として、色相がAdobe RGBやsRGBといった規格で、色の表現が正確である事です。
ゲームと作業の両方を合わせた際の考慮点
設置場所の広さ
モニターを設置できるスペースを気にします。
大型モニターを1台設置できるスペースがあるのか、複数のモニターの設置の場合、何台設置できるスペースがあるのか、気にする必要があります。
いざモニターを購入した時、設置スペースが無く、利用できない事を避けます。
デュアルモニター環境でゲームと作業でモニターの使い分けが良い
「ゲームと作業の取り組みに求める考慮点」にて記載した気にする点を元に個人的に気になる点をまとめると、以下となります。
【ゲーム面】
- 高リフレッシュレートである
- モニターサイズは最大24インチのフルHDモニター
【作業面】
- 作業領域を広くとれる4Kモニター
- 色の表現が標準的である
フルHDと4Kという異なる解像度のモニターが必要な状況で、ゲーム側と作業側の条件を同時に満たすモニターを揃える事は不可能です。
そのため、それぞれに特化したモニターを揃え、ゲームと作業の両方が快適に行える環境を構築する事で、快適なPC環境を構築できると考えます。
実際に利用した感想
実際にデュアルディスプレイ環境を構築し利用したところ、作業とゲームのどちらも快適に取り組めています。
作業とゲームそれぞれで必要な要素を満たすことができます。
高リフレッシュレートを満たしつつ、作業領域として画面の広さを確保できます。
良かった点
不要な時片方のモニター電源をOFFで利用
作業のみを行う場合、ゲーム用のモニターの電源を消した状態で作業ができ、気持ちばかりの節電ができます。
最近の電気代高騰に対して、効果がどれだけあるかはわかりませんが、気持ちの面で心配事が減ります。
作業領域で足りない時に作業領域の拡張ができる
作業用のモニターで作業をしていて、ウィンドウを表示する領域が足りなくなった時、ゲーム用モニターを利用し、表示領域を広げます。
私の場合、さんえんブログを表示しながら作業をする時、ブログの表示画面をフルHDモニターへ置き、作業スペースを4Kモニターとしています。
目的に合ったモニターで快適に作業ができる
高リフレッシュレートのモニターでゲーム、高解像度のモニターで作業の使い分けを十分にできており、どちらも快適にできています。
ゲーム利用を重視した場合、作業スペースが狭くなり、不便さを感じる事となりますし、作業スペースを重視した場合、ゲームをするには少し広い画面になります。
そのため、ゲームも作業もそれぞれで最適な画面の広さを確保できる事が、非常に良いと感じます。
気になる点
2枚のモニターをまたぐ場合の解像度と発色の違いが気になる
2枚のモニターで解像度が異なるため、モニター間でウィンドウを移動させた時、境界線で、ウィンドウのサイズが大きく変化します。
また、発色が異なり、違和感があります。
慣れない間は、「少し嫌だな」と感じていましたが、時間経過により、「まあ、仕方がないか」と感じる様になり、継続して利用できています。
まとめ
PC環境の構築にあたり、ゲームと作業を両立のため、モニターの枚数を2枚利用し、最適な環境を構築できました。
今後、やりたい事の変化により、都度環境変化がある場合、モニター環境を紹介していきたいと思います。
本記事が、PC環境でモニター枚数に悩んでいる方の参考となりますと幸いです。
以上です。