自作PCの組み立てでは、メインのパーツの他にあると便利な補助パーツがあります。
補助パーツでは、自作PC組み立て時に足りない部分を拡張する「導入すると便利なもの」や、メインで利用するパーツの補強として「長期間の利用で導入した方が良いもの」があります。
自分の使いやすい補助パーツを導入し、使いやすいパソコンを構築しましょう。
本記事が自作PCのパーツ選びの参考となれば、幸いです。
ファンハブ
「マザーボードに備わっているファン端子数が、パソコンに取り付けたいファンより少ない時」や、「複数のファンがファン端子に届かない時」に便利な補助パーツです。

設置位置に気を付ける必要がありますが、複数のファンを1つのハブに集中して差し込みます。
そのため、マザーボード上のファン端子をあっちこっちに取り付ける必要なく、まとめた場所で、配線が完結します。利用時に、ファンハブ用の給電用のケーブルが必用です。

また、マザーボードのファン端子1か所にファン端子からのケーブルを挿しこむ必用があります。

ファンステイ
パソコンの冷却性能を高めたい時にファンを増設します。
ちょうどファンを増設したい場所に、ファンを固定する機材が無い時に拡張用に利用します。
マグネットで取り付けるファンステイや、取り付ける場所が決まっているファンステイがあります。
私は、PCケースのPCIスロットに取り付けるファンステイを利用しています。

ファンステイについては、個別に紹介した記事がありますので、「PCファン増設の方法- PCIスロット固定のファンステイを利用-」をご参照ください。
グラボステイ
最近のグラフィックボード(グラボ)は、大型しています。
一方で、グラフィックボードを固定する場所は、マザーボードのPCIeとケース背面に部分に限ります。

パソコンは、数年利用する事がほとんどで、長時間の利用です。
そのため、大型グラフィックボードを固定する場合、グラフィックボードの重量が固定しきれず、垂れ下がりが発生します。結果、グラボやマザボが故障する恐れがあります。
対策として、グラボステイを利用します。
グラボを支える支柱を導入し、重さによるグラフィックボードの垂れ下がりを防ぎます。

大型のグラフィックボードを利用する方へ、グラボステイの導入をおすすめします。
SATAケーブル
SSDやHDDを拡張する時に利用します。
マザーボードに付属している場合もありますが、付属ケーブルを超えるSSD/HDDの増設や、端子の形状がケースに合わない時、SATAケーブルを別途導入します。
SSD/HDDを多く拡張したい方へ、追加準備をおすすめします。
ポイントとして、端子が平なものと、L字型のケーブルがあるため、取り付けたい場所に合わせて取り付けやすいものを選んで、取り付けてください。

まとめ
パソコンの組み立て時、自作PCの拡張であると便利な補助パーツを紹介しました。
必須で導入したい補助パーツは、グラボステイです。
性能の良いグラフィックボードを購入する場合、大型になるため、マザーボードとグラフィックボードの物理的な故障を防ぐため、導入してください。
それ以外の機材は、導入しておくと、組み立てが楽になるものです。必用性を感じた時の導入をおすすめします。
本記事が、自作PCを作りたい人の参考となれば幸いです。
以上です。