AM5のCPUを使い始め、CPUクーラーを取り外す時にCPUグリスがはみだして、CPUの基盤部分にグリスが付着します。
例として、CPUの取り換えや清掃の場面で発生します。
CPUの取り換えでは、グリス漏れがひどい時に、CPUの背面にグリスが付着します。
CPU背面にグリスがついてしまうと、清掃が必用となり、道具が必用です。手間も道具も必要となるため、避けたいところです。
本記事では、対策として、「CPUグリス漏れ防止プレートを使う方法」を行いましたので、紹介します。
本記事が、AM5のグリスを漏れない様、利用したい方の参考となれば幸いです。
CPUグリスが漏れた状態
CPUクーラーを外した時、グリスがCPUの基盤部分にあふれてしまいます。
AM5のCPUのヒートシンクは、肉抜きがされており、グリスが漏れやすい状態です。
CPUクーラーを外したタイミングで、「ヒートシンクの側面」や「ヒートシンクの無い基盤部分」にグリスが付着します。

表面の基盤に付着する場合には、まだ取れますが、CPU取り換えのタイミングでCPU背面にグリスが付着する事もあります。
CPC背面基盤の汚れは、マザーボード側のピンと接触がうまくいかず、PCの不調が発生する恐れがあります。
尚、CPU背面が汚れた場合は、清掃道具を購入し、清掃が必用となります。

対策:「CPUグリス漏れ防止プレート」を導入
CPUグリスがヒートシンクの外側に漏れる事を防ぐため、漏れたグリスを防止プレートの上までにとどめます。CPU基盤部分の表面をグリスから守る方法です。
銅製のCPUグリス漏れ防止プレートをCPUの上に設置し、グリスを塗ります。この状態で、CPUクーラーを取り付けます。

効果確認のため、CPUクーラーを外して確認すると、CPU基盤部分にグリスが漏れる事を阻止しています。

グリスの漏れた分は、CPUグリス漏れ防止プレートに付着しています。

懸念点の確認:CPUグリス漏れ防止プレート装着時のCPU温度
CPUの上にプレートを置くことで、CPU温度に影響があるのではないかという疑問があります。
本件に対し、ベンチマークを回し、CPU温度の計測を行いました。
検証した内容は以下です。
- アイドリング時
- 軽い作業中
- ベンチマーク動作中
尚、計測したCPUはRyzen7 9700Xで、CPUクーラーがノクチュアNH-D15を利用しています。空冷環境です。
どの状態でも、CPU温度を心配する必要が無く、安定した動作をしています。
アイドリング時
アイドリング時のCPU温度は、平均43度です。
アイドリング状態は、PCを起動し、デスクトップ画面で5分程度放置した後に計測しています。
アイドリング時の温度として、40度台を維持しているため、問題ありません。

軽い作業中
軽い作業として、Chromeで動画視聴中にWordとテキストを開き、文章作業をしています。
CPUの平均温度は、45度となっています。最高温度は、53度です。
最高温度を含めても、50度台の動作でとどまっており、作業中の温度としてまだ余裕のある温度となり、問題ない状態です。

ベンチマーク動作中
負荷がかかった状態を再現するため、ベンチマークを複数回しました。
ベンチマークは、FF15とCinebenchR23のマルチとシングルです。
CPUの平均温度は、62.8度となっています。最高温度が74度です。
60度台の前半が平均温度となっており、高くても74度となっている事で、十分に冷えています。

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まとめ
AM5のCPUは、ヒートシンクが独特な形をしています。
そのため、CPUグリスがヒートシンク上に納まらず、基盤部分に漏れてしまい、CPUを汚してしまいます。
この状態を避けるため、「CPUグリス漏れ防止プレート」を利用しました。
CPUを取り付けた上にプレートを取り付けるのみで、グリスの漏れからCPUを守る事が出来ました。
簡単にCPUをグリス漏れから守れるため、今後AM5のCPUを使う場合、「CPUグリス漏れ防止プレート」を利用していきます。
本記事がAM5にCPUグリスが漏れてしまうという方の参考となれば、幸いです。
以上です。