ケーブルがごちゃごちゃとしていたので、以前ケーブルを宙に浮かせた整理を行いました。
(参考:「パソコンデスクの電源コードが散らかったので整理した」)
しかし、機材の変更をした時、ケーブル配線が複雑になり、絡み合ったケーブルをほどく事に時間がかかりました。また、足の持ちあげ時にコードに引っかかっていました。
この改善策として、横に長いケーブルトレーを導入し、ケーブルをケーブル配線トレーに通した配線により、足元がすっきりしました。
同時に、ケーブルの配線を工夫したことで、機材の変更時、ケーブルをほどく必要が少なくなりました。
本記事では、ケーブルの散らかりを減らす工夫として、新規に導入したケーブル配線トレーの使い方について紹介します。本記事がケーブルマネージメントで、配線を綺麗にしたい方の参考となりますと幸いです。
ケーブルを吊るした時の状態
以前ケーブルマネージメントをした時の状態です。
プラグを刺した時、縦にコンセントが並んでいることから、同じルートのケーブル配線が増えてしまい、ケーブルが絡み合っています。
複数のケーブルの絡み合いが発生してしまうことで、配線が複雑化しています。
ケーブルを吊るした整理で発生した課題
ケーブルの配線を吊るして配線が複雑になる事で、3つ困る事があります。
- ケーブルを円状にしたことでケーブルに癖がつく
- 機材の移動や入れ替えで配線の整理が必須になる
- 伸びをした時に足が引っかかる
ケーブルを円状にしたことでケーブルに癖がつく
ケーブルを円状に束ねた整理をしたことで、ケーブルに円形の痕が残っています。
ケーブルを伸ばそうとした時に、ケーブルが丸まる癖がついています。
また、調べてみると、コンセントを束ねることで発火につながる事もあるため、ケーブルは伸ばして使いたいところです。
機材の移動や入れ替えで配線の整理が必須
机周りの模様替えや、機材の入れ替えを行う際、ケーブルの取り外しが必要となります。
この時、以前配線をしたケーブルが絡み合ってしまい、ケーブルを一度整理する必要があります。
複雑な絡まりをしているケーブルがある場合、電源プラグをコンセントから抜き、一度ケーブルを引っ張り、ケーブル整理をしています。
そのため、気軽に機材の交換や配置のやり直しができず、難点です。
伸びをした時に足が引っかかる
ケーブルを吊るした整理により、自分の足がひっかかる事があります。
特に、足を組みなおした時や、伸びで足を延ばした時に円状のケーブルに足がかかります。
ケーブル配線トレーを使った整理
課題点を解決した配線を行うため、ケーブル配線トレーの長いものを採用し、以下の点を注意しました。
- 机の下のケーブルを浮かせ、足元のゴチャつきを避ける。
- 吊るしているケーブルの長さはなるべく長くし、ケーブルを丸めない。
- 配線ケーブルの通し方のルールを決め、配線で絡まる事を避ける。
ケーブル配線を伸ばした整理
ケーブル配線トレーの長いものを利用した事で、ネットワークケーブルや、電源ケーブルを丸めて利用する事がなくなりました。
一部の長すぎるケーブルは、ケーブル配線トレー上で伸ばしきった後、折り返して目的地に向け配線をしています。極力ケーブルを丸めた配線を防ぎます。
ケーブル配線トレー上にケーブルを通す事で足元は伸び伸びできる
ケーブルを吊るした整理では、ケーブルが床から離れておらず、足がケーブルに引っかかっていました。
ケーブル配線トレーでケーブルを吊るした整理では、ケーブルが床との高さが離れているため、足にケーブルが引っ掛かりません。
足を持ち上げたり、伸ばしたりする空間の確保ができ、足元が広々と利用できます。
配線の工夫で機材の追加や入れ替えで困る事が少ない
ケーブル配線トレーの導入を機に、配線ルールを決め、ケーブルの整理をしました。
結果、機材の変更、追加に対し、ケーブルの絡まりをほどきながら、模様替えする事が少なく、気軽に行えます。
配線ルールとして、有線LANは、ケーブル配線トレー上を通過させ、床にケーブルを伸ばさないようにした整理をしています。
また、ケーブル配線時の上部、横とケーブルの通し方をルール化しています。
新規の配線ルールにて、機材の変更を何度か行っていますが、ケーブルの取り外しで、ケーブルの絡まりをほどきながら整理する必要が少なくなりました。
また、機材の追加時には、あらかじめ決めた配線ルートに沿ってケーブルを配線するため、配線ルートを悩むことがありません。
ケーブル配線の課題
長さがあってケーブルの整理がしやすい、ケーブル配線トレーを導入し、配線の整理が大きく進みましたが、まだ課題があります。
配線トレーを利用していない部分で配線をする際、配線がぐちゃぐちゃしています。
ケーブルの長さで最適なものを利用する事で、机の下以外の配線のケーブル整理ができると考えていますので、今後整理を進めていきたいと思います。
本記事で紹介している製品リンク
「プラス Garage ケーブルトレー」のAmazonリンク
プラス Garage ケーブルトレー固定部分はクランプとなっており、テーブルの下部にねじ穴をあけず、利用できます。
まとめ
ケーブル配線トレーの導入によって、足元の散らかりがなくなると共に、機材変更や追加に対して、整理が楽になりました。パソコン関連の機材を複数導入すると、ケーブルが多くなるため、整理が大変です。
ケーブル配線トレー導入に限らず、ある程度の配線ルールを定め整理することで、快適で安全な配線ができます。
個人的に、環境構築初期にケーブル整理をしておくことで、後々ケーブル整理の負荷が軽減できるため、おすすめです。
本記事がケーブル整理を考えている方や、ケーブル整理を実施中の方の参考となりますと幸いです。
以上です。