外付けのHDDを選択する時、容量や耐久性等、注目する点はたくさんあります。
私の場合は、HDDケースとHDDを別々に用意して利用する事で、故障時の取り換え安さを重視しています。
外付けHDDが故障した時、故障したパーツを取り換えることで、利用が再開でます。
HDDケースを選ぶ基準は、パソコンとの接続方式とHDD取り付けの手軽さです。
本記事で紹介する、玄人志向の3.5型のHDDケースは、NASの外付けHDDとして利用していますが、接続端子も十分であり、HDDの取り付けが簡単です。また、1か月程度の利用期間ですが大きなトラブルがなく、安定稼働しているHDDケースです。
本記事が、外付けHDDを使いたいけど、何を選ぼうか考えている方の参考となりますと幸いです。
外付けHDD作成に必要なパーツ紹介
外付けHDDをパーツ毎に集め、組み立てる時に必要なパーツは、内臓HDDと外付けHDDの2つです。
HDDケースは様々な製品が各社から販売されていますが、数が多いため、選択で悩む事があります。
内蔵HDDは、容量と書き込み速度を気にして購入します。メーカーや製品によって特長があります。静穏性の高い製品、常時起動を想定した耐久性の高い製品があります。
玄人志向の3.5型HDDケース選択理由
玄人志向の3.5型HDDケースを選択した理由はいくつかありますので、紹介します。
ケースが認識できる容量が16TBと大きい
玄人志向の3.5型HDDケースは、HDD1本を取り付け可能です。
搭載できるHDD容量は16TBが最大です。
今回の様にNASのバックアップストレージ利用の場合、大容量のHDD利用が多いため、最大利用可能容量が大きいものは、拡張性が高く使いやすいと考え、選択しています。
付属の接続端子の種類が十分
付属のUSBケーブルは、USB3.2 Gen.2とUSB Type-Cです。
USB3.2 Gen.2は、転送速度が10Gbpsで、最近のパソコンでよく使われる標準的な端子です。
そのため、一般的な機器へ接続可能なため、汎用性が高いです。
さらに、USB Type-Cも付属しており、接続可能な端末の幅も広くなっています。
玄人志向の3.5型HDDケースの仕組み
玄人志向の3.5型HDDケースはわかりやすい作りとなっており、内臓HDDの取り付けが簡単です。
外付けHDDケースの内装
玄人志向の3.5型HDDケースの外観は、長方形の箱です。
箱の中のトレーをスライドさせることで、HDDを設置するトレーが取り出せます。
取り出したトレーには、HDDを取りつける基盤がついている構造です。
外付けHDDケースの組み立て
玄人志向の3.5型HDDケースへ内臓HDDを取り付け、外付けHDDとして利用する方法は簡単です。
玄人志向の3.5型HDDケースから、内臓HDDを設置するトレーを取り出します。
その後、トレーに取り付けてある、基盤の端子部分へ内臓HDDを取り付けます。
左右にHDDをトレーに固定するため、ねじ止めします。
最後にHDDケースへトレーを収納し、背面のねじを止めると完了です。
必要に応じ、付属のHDD台座へ外付けHDDを置いておき、ケーブルと電源を接続します。
HDDの熱について
本ケースの懸念点として、「ケースにファンがついておらず、排熱ができているのか?」という点です。
HDDを固定しているトレーはプラスチック製ですが、ケースカバーはアルミ製です。
アルミがうまく排熱しており、温度の計測結果は、30度でした。
うまく排熱ができているため、特にHDDの故障の心配はなさそうです。
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玄人志向の3.5型のHDDケース製品の補足として、玄人志向の3.5型のHDDケースは電源ケーブルが付属しており、セルフパワーの外付けHDDとなります。
まとめ
外付けHDDケースの選択肢として、玄人志向の3.5型HDDケースは必要な機能を十分備えており、使いやすいケースと感じています。
1か月程度、NAS用の外付けストレージとして利用していますが、特に問題もなく、安定稼働中です。性能よりも安定稼働している環境で継続利用できていることから、個人的に評価が高いです。
HDDの取り換えも簡単に行える構造で、付属のケーブルが、USB3.2 Gen.2とUSB Type-Cで外部端末との接続が容易です。
必要なポイントを十分に抑えているHDDケースで、おすすめします。
本記事が、外付けHDDを使いたいけど、何を選ぼうか考えている方の参考となりますと幸いです。
以上です。