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やりたい事ができる大きなミドルタワーPCケースCorsair「FRAME 5000D RS」

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黒色をメインとした自作PCを組みたいと考え、黒のPCケースを探していました。

PCケース選びで譲れない点で、パーツを色々搭載できる拡張性と、サイドファンを取り付けられるという点です。

PCケース選びで候補を出した時、フルタワーPCケースが有力でした。しかし、フルタワーサイズのPCケースでは重量が増え、気楽にパーツ交換ができないと思い、ミドルタワーサイズに変更して選びました。

選択したケースは、Corsairから販売している「FRAME 5000D RS」です。

「FRAME 5000D RS」は、ミドルタワーケースに分類されつつケース内のスペースが広く、搭載パーツのサイズを気にすることなく、組み立てができます。

組み立ての際も広々作業ができるため、使いやすいPCケースです。

一部マザーボードとの相性で組み立てにくさを感じる部分がありますが、何とか組み立てられました。

本記事では、「FRAME 5000D RS」の特徴や実際に 自作PCを組み立てた際に感じた事を紹介します。

本記事が自作PCを組み立てたくてケース選びをしている方の参考となれば幸いです。

目次

FRAME 5000D RS外観紹介

FRAME 5000D RSは、ミドルタワーサイズのPCケースで、他のミドルタワーのケースと比べると、だいぶ大きなPCケースです。

以前使っていたNZXTのH7 flowと比較すると、一回り大きなサイズです。

サイズ比較(手前:H7 flow、奥:FRAME 5000D RS)

FRAME 5000D RSは、背面コネクタに対応しているケースですが、通常のマザーボードでも組み立てができます。

通常のマザーボードを利用した場合でも、PCが組みあがった時、配線が見えにくくなっています。側面のケーブルカバーやケーブル周辺に背面への穴へ配線するという点で、ケーブルが目に触れにくい作りです。

自作PC完成後のケーブル配線の様子

エアフローに対しては、側面にファンがつけられると共に、ケース下部からも吸気できるよう、メッシュ構成となっています。側面に取り付けるケースファンのサイズは、120mmファン・140mmファンとサイズ変更ができます。

下部のメッシュ
背面

フロントには、最大200mmのファンを2枚取り付けられる事から、構成に必要な風量が確保できます。当然、120mmファンも取り付け可能です。

ラジエーターの搭載位置として、360㎜のラジエーターをフロント、トップ、サイドの3か所に取り付け可能です。都合の良い位置に取り付けます。

トップ、フロント、サイドのファン取り付けの様子(トップにラジエーター設置)

FRAME 5000D RSの特徴

マザーボードの台座が取り外し可能

FRAME 5000D RSの組み立てで感じた特徴として、マザーボードを取り付けた台座を外す事ができます。

通常だと、マザーボードを取り付けた後配線のしにくさに気づいた時は、マザーボードをケースから外す必要がありますが、台座部分の取り外しができるため、作業のやり直し手間を減らせます。

台座を取り外した時のマザーボードの様子

特にケーブル隠しを行うサイド部分では、カバーとマザーボードの位置が干渉し、端子が差し込みにくいところを、マザーボードの位置をずらせるため、ケーブルの差し込みが簡単です。

組み立て上のメリットは大きく感じます。

ファンサイズに合わせた可動式の支え

トップとフロントファンの取り付けでは、使うファンのサイズに合わせ固定器具を移動させます。

120mmのファンと、140mmファンの切り分けです。フロントパネルのみ200mmも可能です。

ファン設置位置の調整

普段ねじで固定されている支え部分を緩め、移動します。

作業時、ファン周辺の空きスペースがある事で、組み立て時に手を入れられる場所が増え、支えやすいと感じました。

グラボステイ付き

ケースにグラボステイが備わっています。グラフィックボードのサイズによっては、このグラボステイが利用できます。

別でグラボステイを購入しなくても良いというのは、良い事です。

また、グラフィックボードを手間ではなく、奥からも支えられる事から、グラボステイを目立たせる事もないため、良い機能だと感じます。

ケース備え付けのグラボステイ

一方、グラフィックボードのサイズによって、グラボステイの位置にファンが被る場合があります。

そのため、位置が自分の使うグラフィックボード動作の妨げになっていないか確認が必用です。

サイドファンの取り付け可能

最近は増えてきましたが、サイドファンの取り付けができるケースという点です。

サイドファン取り付け部分には、ラジエーターの取り付けもでき、拡張性が高い点や、冷却の関係でファンを増設したい時に重宝します。

サイドファンを付ける事で、見た目を少しいじる事もできるため、雰囲気を作りたい時にも利用できます。

サイドファンを利用しない時には、カバーを取り付ける事で、サイドファンを取り付ける必要が無くなります。

組み立てた感想

FRAME 5000D RSを組み立てでは、ケースが広いため、狭すぎて困る事はありませんでした。

パーツの取り付け場所をパーツ化し、取り付け毎にギミックがあり、楽しんで組み立てる事ができました。

ケーブル配線では、ケース内に穴が開いている場所が多く、好きな位置に配線しやすいケースです。

ガラスパネル面に配線を見せない様、マザーボードの隣に配線カバーがある事で、極力配線を見せる事なく組み立てられ、最終的な満足度が高いです。

完成後の見た目

全体的に、組み立てを楽しむ事のできるPCケースという印象です。

組み立て中に気になったところ

組み立て中に少し気になった部分がありますので、紹介します。

フレームの強度が十分硬いと言えない

ケース全体で穴が多いケースという印象です。そのため、場所によってケースに少し力を入れるとたわむ様に感じる場面がありました。

組み立て後は、気になりませんが、組み立て中にケースに対して体重をかけた時にたわみを感じ、もう少し硬い構造にして欲しいと思いました。

マザーボードとの相性問題がある場合も

利用するマザーボードによりますが、配線が難しいシーンがあります。

マザーボードの端子を横向きに取り付ける場合、差し込み口に端子がうまく刺さらない事があります。

マザーボード端子が横向きで配線するパターン

原因は、配線カバーのスペースが狭く、手が入らない事です。端子の差し込み難易度が高く苦労しました。

マザーボードの固定台座を外せる機構があるため、これを利用し、余裕を持った配線ができますが、私が組み立てた時は、他のケーブルも差し込んだ後だったため、挿し直しをしませんでした。

そのため、台座を外さず作業したため、苦労しています。

配線隠しのフレーム

完成した自作PCの紹介

光らせた状態のPC

完成後のクオリティは高いと感じます。360mm簡易水冷を取り付けつつ、配線も隠れるため、見た目整った感じでPCが組みあがりました。

また、ファンを多く取り付けられるため、遊び心でファンを多めに取り付ける事ができ、満足です。

RTX5080を利用していますが、スペースに余裕を持って取り付けられ、今後グラフィックボード交換で巨大化した場合でも、サイズ感を気にする必要はなさそうです。

やりたい事の多い人に対しておすすめしたいPCケースです。

紹介製品のAmazonリンク

完成後の見た目(ファンは別売りを利用)

FRAME 5000D RS(Amazonリンク)

まとめ

FRAME 5000D RSを使い、PCを組み立てました。

個人的には、やりたい事が十分にできる良いPCケースと考えています。

本各水冷をやってみたい場合や、グラフィックボードの大型化等、ケース内に詰め込むパーツ面積が増えた場合にも、スペースの余裕があるため、安心感があります。

一方ケースのサイズ感が、通常のミドルタワーケースよりも大きいため、設置場所のスペースは気にする必要があります。

全体的に、満足いくPCケースと感じています。

総合的に満足できるPCケースだと言えます。

本記事が、自作PCで色々やってみたいと考えている方で、拡張性の高いケースを探している方の参考となれば幸いです。

以上です。

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