パソコンのゲーム性能強化、自作PCの新規組み立てで、グラフィックボードを取り付けます。
グラフィックボードは、PCIeに取り付け、電源を挿しこむ事で利用できる簡単な作業ですが、トラブルが発生する事もあります。
小さなミスで発生するトラブルを回避するため、個人的に気を付けている事があります。
本記事では、グラフィックボードの取り付けで、個人的に気にしている事を紹介します。
グラフィックボードの増設や交換、新規自作PCを組みたい方の参考となれば幸いです。
グラフィックボード取り付けで気を付けている事
グラフィックボードの取り付けミスや、作業漏れによって、グラフィックボードが想定の動きをしない事があります。また、予期しないパーツの干渉があります。こうしたトラブル回避のため、気を付けている事を紹介します。
差し込み前PCIe固定部の爪を解除
グラフィックボード差し込み前には、マザーボードのPCIe爪部分を解除し、グラフィックボードを取り付けます。

爪が半開きや閉じている時、グラフィックボードを取り付けられません。
得に、大型のグラフィックボードでは、爪とPCIeスロットを合わせた取り付けを行うため、グラフィックボードが取り付けられない時、焦ります。予期せぬ、パーツの損傷につながる事もあり、注意が必用です。
背面端子がケースの金属と干渉しないか
グラフィックボードの背面端子がケースのスロット金具と干渉し、映像出力端子にケーブルが接続できない事があります。

グラフィックボード接続後は、の端子カバーがケーススロットの金具と干渉していない事の確認をします。
グラフィックボードの端子カバーを取り外す時、ケースのスロット金具に端子カバーが引っ掛からない事を確認します。
端子カバーが引っ掛かった時は、再度グラフィックボードを挿し直します。
爪がグラフィックボードをしっかり固定しているか
グラフィックボードをPCIeに取り付けた時、PCIeの爪がグラフィックボードを固定しているか確認します。
爪がグラフィックボードをロックしていない場合、グラフィックボードが安定した性能を出せない可能性があります。

電源端子は固定しているか
グラフィックボードへ取り付けた電源端子が、揺れずに固定されている事を確認します。
電源部分の甘い接続では、電力の関係でグラフィックボード性能が出せない事があります。

電源端子の挿し忘れで、グラフィックボードから画面出力がされないため、忘れていないかチェックします。
グラフィックボードの端子に限らず、電源ユニットに対しても、端子の取り付けの忘れや緩みが無いかも気にしています。
グラフィックボードの支えを準備
最近のグラフィックボードは大型化が進んでいます。
そのため、大型のグラフィックボードを支えるグラボステイ無しで、長期間利用した時、グラフィックボードの重さに耐えられず、垂れ下がります。垂れ下がり防止のため、グラボステイは必要となります。

グラボステイは様々な製品があるため、気に入ったものの準備がおすすめです。
電源容量が足りているか
各グラフィックボード推奨の電源容量を下回る電源ユニットを利用した時、グラフィックボードの性能が十分に発揮できません。
安定した動作のため、推奨電力以上の電源ユニットを準備します。
まとめ
交換や増設等のグラフィックボード取り付けで、個人的に体験した失敗や、普段、気にしているポイントをまとめています。
グラフィックボードの取り付けや取り外しは、物理的な作業で、失敗した時に再度作業となる場合、労力と手間がかかるため、1度に終わらせたいところです。
本記事で記載した内容で、グラフィックボード取り付け後に、「失敗した。グラフィックボードを取り付け直さなきゃ。」という機会を減らす事に繋がれば、幸いです。
以上です。