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外付けストレージ(外付けSSDやUSB等)を使ってiPhoneのストレージを増やす

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iPhone本体のストレージサイズが小さい場合でも、外部ストレージを利用する事で、iPhoneのストレージを増やす事ができます。

ストレージを増やす方法はいくつかあります。

SSD、USB等の外付けストレージを利用する方法、iCloudや、Drop Boxを利用したクラウドストレージを利用する方法です。

iPhoneの使い方に合わせ、ストレージ容量の拡張を選べると良いのですが、自分にどんな方法があっているか判断がつきにくいところです。

使いやすいストレージの増やし方を試してみて、自分に合った方法を探す事も一つの手です。

本記事では、iPhoneの容量を増やす方法1つとして、市販の外付けストレージを使う方法を紹介します。

今回紹介する外付けストレージを使った方法は、ストレージ拡張以外にパソコンとデータのやり取りが簡単にできます。

個人的にも、iPhoneで撮影したデータをパソコンに取り込む事が多いため、データのやり取りの簡単さからこの方法が向いていると感じています。

本記事が、iPhoneのストレージを購入した時より増やしたい方の参考となれば幸いです。

目次

用意したストレージと必要なもの

外付けストレージ(SSD)

今回利用するストレージは、BuffaloのSSDです。ここでは、容量に決まりはないので、自分の好きな容量サイズを利用します。私は、256GBを利用しています。

私の手元にあり、持ち運びのしやすいSSDを選んだ結果、本SSDを利用する事としています。

物理的なサイズは、USBメモリと変わらず、持ち運びしやすいタイプです。

外付けストレージ

SSDは、過去に記事を作成しているため、「Buffaloのスティック状SSDがコンパクトかつ大容量対応でおすすめの外付けストレージ」をご参照ください。

端子変換のアダプタ

選択したSSDは、USB-Type Aのため、端子がUSB-Type CのiPhoneへ接続できません。

そのため、USB-Type Cへ変換プラグを使い、iPhoneへ接続します。

端子変換のアダプタ

小型のSSDを利用するため、コンパクトにしたい事から小型の変換アダプタを使っています。

iPhoneで利用するための設定作業

外付けストレージを利用する時、iPhoneからデータのやり取りができる様、ファイルシステムの形式を変更する必要です。

設定では、パソコンを利用します。以下に設定手順を紹介します。

1.ディスクの管理を起動

外部ストレージをPCに接続した状態で、「ディスクの管理」を起動します。

「ディスクの管理」画面

「ディスクの管理」は、Windowsのスタートメニューをマウスで右クリックしたときに表示されるメニュー一覧の中にあります。

ディスクの管理を選択

2.初期化するストレージの確認

ファイルシステムの形式変更のため、ストレージの初期化が必用です。

ストレージの初期化では、対象のストレージを間違えず初期化する必要があります。

「ディスクの管理」画面では、対象のディスク以外の表示が見た目同じため、、エクスプローラーと照らし合わせ、初期化を行います。

エクスプローラーで表示されているボリューム名と、「ディスクの管理」で表示されているボリューム名は同じため、初期化する対象に間違いがないかエクスプローラーで保存しているデータを確認します。

エクスプローラーのPC画面

問題が無ければ、「ディスクの管理」の画面で初期化対象のボリュームを選択します。すると、対象のディスクに車線がつき、操作対象が明確にわかります。

対象ディスクの選択

初期化するディスクを間違えた場合、保存データが消え、復元が難しいため、ご注意下さい。

3.ストレージの初期化

初期化するディスクの上で右クリックし、一覧からボリュームの削除を選択します。

データの中身が削除される旨のメッセージが表示されるため、データ避難をさせ問題が無いようであれば、OKを押して、ボリュームの削除をします。

削除が完了すると、黒帯で「未割り当て」と表示されるため、ボリュームの作成を行います。

未割り当ての表示

4.ボリュームの作成

対象のストレージを選択し、右クリックをします。メニューの中に「新しいシンプルボリューム」があるため、選択します。

新しいボリュームの作成

「新しいシンプルボリュームウィザードの開始」という画面が表示されるため、「次へ」を押します。その後、ボリュームのサイズ指定は行わず「次へ」を選択します。

次の画面で、「ドライブ文字またはパスの割り当て」が表示されます。

この画面では、「次のドライブ文字を割り当てる」を選択し、ドライブの使わなさそうな文字を指定します。私は、「Z」を指定しました。

文字指定後、「次へ」を選択します。

ドライブの割り当て

次の画面では、ファイルシステム部分の設定に注意をします。

iPhoneとWindowsで利用する場合、ファイルシステムを「exFAT」に設定する必要があります。

初期設定では、「NTFS」のため、「exFAT」に変更し「次へ」を選択します。

最後に設定の確認画面がありますので、設定内容に間違いの無い事を確認し、「完了」を選択します。

フォーマットが完了まで待機します。完了すると、ボリューム(Z)と表示され、初期化が完了となります。

iPhoneで外付けストレージを利用する

初期化したストレージをiPhoneに接続し、外部ストレージとして利用します。iPhoneでは、写真やドキュメントデータを外部ストレージに保存できます。

今回は、一例として写真データの移動方法を紹介します。

外部ストレージをiPhoneに接続した後、「ファイル」のアプリを開き、ブラウズへ遷移します。ブラウズ画面で、「ボリューム」という項目が表示されます。「ボリューム」がiPhoneに接続した外付けストレージです。

外付けストレージの認識

データを移動させるためには、ボリュームにデータをコピーする必要があります。

写真の移動では、写真アプリ内で操作を行い、データをボリュームへ移動させます。

写真データの移動では、移動させたい写真を選択し、「共有」を押します。共有は左下の「上矢印マーク」の付いたアイコンを選択します。

共有を選択

「ファイルに保存」がありますので、これを選択します。

ファイルの保存

「ファイルに保存」を選択後、画面は、データの保存先を指定するため、移動先である「ボリューム」を選択する事で、対象のデータが保管されます。

外部ストレージの取り外しは、ファイルアプリを終了した後に行います。

-デメリットと感じるところ

外付けストレージを利用する場合、外付けストレージが必用です。この時、物理サイズが大きなものを利用すると、せっかくコンパクトなiPhoneが巨大化し、荷物が増えます。そのため、外付けストレージの物理的なサイズに注意が必用です。

現在利用している、スティック型のストレージでは、iPhone本体と外付けストレージをつなげた状態では、本体サイズが縦に伸びてしまいます。また、変換アダプタとすjトレージの接続もあり、不安定さを感じます。

そのため、利用中に何かに当たって折ってしまわない様、気にしながらの操作となっています。気にせず操作をしたい場合、ケーブル式の外付けストレージの利用をおすすめします。

注意点

本記事で紹介している内容は、iPhoneのデータを外付けストレージに移動させる方法です。そのため、iPhoneのアプリを保存する領域を増やすわけではありません。

アプリが多く、容量が必用な場合は、本体のストレージサイズが必用となり、買い替えとなります。

まとめ

市販の外付けストレージをiPhoneに認識させ、データを外付けストレージに保管する事でiPhoneの容量を増やす方法について紹介しました。

この方法は、iPhoneのデータをPCへ移動させる事も簡単な操作でできるため、容量の拡大にとどまらず、データ移動の面でも取り扱いやすいと感じます。

ストレージを増やすと本体価格が上がるiPhoneに対し、少しでも価格を抑えてiPhoneを導入したい人に対しておすすめです。

本記事が、iPhoneのストレージに対して容量拡張をしたいけど、どうしたら良いか悩んでいる方の参考となれば幸いです。

以上です。

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