スタンディングデスクの導入前は、座った状態と立った状態の切り替えで、「気分転換」ができ、立った状態の作業で、運動不足を少しでも解消し、「健康」な生活ができる事を期待していました。
導入後は、意識的にスタンディングデスクを使い、座った状態と立った状態の切り分けをし、日々の作業に臨んでいました。
4年が経過した現在、座った状態の作業が増え、スタンディングデスクを導入した意味が薄れています。
本記事では、スタンディングデスクを4年利用し、感じている事を「スタンディングデスクが役立つ時」「スタンでキングデスクがいらない時」として紹介します。
本記事が、スタンディングデスク導入を悩んでいる方の参考となれば幸いです。
スタンディングデスクが役立つ時
在宅勤務がなくなり、長時間、机の前に拘束される機会が減っています。拘束時間の低下に伴い、スタンディングデスクの活用頻度が減少しました。
スタンディングデスクを活用する機会は、「作業中に体を動かす事」や「作業中の気分転換」を目的とした、立った状態のため、机の前の拘束時間減少に伴い、スタンディングデスクの活用機会の減少は当然です。
スタンディングデスク活用機会が減少しているとは言うものの、現在も活用している時がありますので、紹介します。
- 眠気が強いが作業する必要のある時
- 長時間の作業を行う時
- 机周りの模様替えと清掃時
眠気が強いが作業する必要のある時
作業中、眠いが、どうしても進めなければいけない作業があります。この時、座った状態で作業をしても、すぐに寝てしまいます。
眠気を飛ばすため、スタンディングデスクの足を延ばし、立った状態で作業をします。
最初は眠いですが、徐々に眠気が覚めます。特に眠気の強い時には、その場で足踏みをすると、眠気が軽減し、作業を進められます。
長時間の作業を行う時
機会が減ったとはいえ、長時間の作業をする事はあります。この時、同じ姿勢で作業すると、体を延ばす事が少ないです。
そのため、作業中の「足を延ばし」、「背伸び」、「足踏み」等簡単な運動をし、気分転換を図ります。
座っている状態の作業環境から、立った状態の作業環境になる事で、気持ちを切り替える事もできます。
机周りの模様替えと清掃時
作業と関係のないところですが、大型の机を設置した時、机の下のスペースが机の高さで固定となります。
限定された狭い空間で、机の清掃や、机や周辺の機材整理、模様替えを行う場合、作業がやりにくいです。
スタンディングデスクでは、足の高さを上げることで、清掃や整理、模様替えに対し、十分なスペースが確保ができます。
普段、作業時に頭をぶつける高さでも、スタンディングデスクの足を伸ばす事で、頭をぶつけない高さへ変更できます。
机の脚で高さ変更ができる事で、環境に合わせた調整ができるため、作業がしやすいです。
スタンディングがいらない時
生活の様子が大きく変化した結果、在宅勤務がなくなり、家の机に長時間向かう状況から、2時間、3時間の短時間机に向かう事が増えました。
2時間、3時間の短時間の作業では、スタンディングデスクを活用した作業場での気分転換の必要がなく、比較的自由な状態です。
作業で疲れた時、休憩を挟み、水分の確保で台所へ行たり、外の空気を吸いに出たりしています。
スタンディングデスクの導入効果の1つである、「作業場での気分転換」が必要なくなりました。
また、短時間の作業では、集中している間、椅子に座った状態で体制を変えることが少ないため、「気持ちの切り替え」を目的としたスタンディングデスクの活用がありません。
スタンディングデスクで作業中に「気分転換」をすることが減ったため、「スタンディングデスクでなくても良い」と感じる事が日常的に増えています。
まとめ
スタンディングデスクは、様々な使い方が想像でき、魅力的ですが、将来的に利用できるか不安もあり、スタンディングデスクの導入は悩みどころです。
私の場合、購入当初から、周囲の環境によって利用頻度が下がり、「スタンディングデスクがいらない」という場面が増えてしまいました。
一方で、「デスク周辺の模様替えや整理」の頻度が高いため、作業時にスタンディングデスクの高さ調整できるメリットを生かし、利用継続できている点は良かったです。
スタンディングデスクの導入を検討中の方は、利用環境を想像し、将来的に役立つか考える事をお勧めします。
本記事が、スタンディングデスクの導入検討の参考として役立てば幸いです。
以上です。