最近PC関連機材が増えてきて、機材の設置場所が散らかっています。
機材が散らかっていると、機材の入れ替え、機材間の接続で手間がかかってしまいます。また、ケーブの絡まりの発生といった課題が多いです。
この課題解決のため、機材を1か所にまとめて物理的な距離を近づけ、機材の取り扱いを簡単にしました。
機材を1か所に集める、メタルラックをまとめるため、メタルラックを導入しました。
本記事では、メタルラックを利用した収納をどの様に行っているか、紹介します。
PCと機材を1か所で管理したいと考えている方の参考となれば、幸いです。
現状の課題
PCと周辺機材がデスク環境で点在おり、ケーブルの接続で長めのケーブルが必要となっています。
機材の変更時には、それぞれの機材の位置が遠い事もあり、ケーブルの取り外しと接続機材の取り換えが必要です。
具体的には、パソコンを設置している机の上と、下のメタルラックにルータを置いています。
また、外に置いているメタルラックにもNASを設置しています。机の脚部分には、ハブを取り付けています。
取り換えも机の下に設置していることもあり、気楽ではありません。
もっと気軽に機材変更と、ケーブルの差し替えできる状態とするため、機材の設置場所を変更します。
メタルラックにPCと周辺機材を収納
メタルラックにPCと周辺機材を収納しました。
各段で設置する機材を分けて、3段で作っています。機材間の取り回しができる様、手の入れられるスペースを作っています。
最下部にネットワーク関連の機材、中段にNAS関連の機材、一番上にPCを置いています。
ネットワーク機器設置
ネットワーク機器は、RTX830とBuffaloの5ポートハブの2つです。
ネットワーク機器の状態がわかる様、ランプを正面にむけて目視確認がやりやすい様にしています。
今後のネットワーク機器の拡張を考え、スペースに余裕を持たせています。
高さとして、機材を積み重ねるスペースを確保し、機材の追加が可能です。
補足ですが、ハブはLANケーブルを背面に差し込んでいます。どのケーブルが何に接続しているか、接続先の名札を付けています。
NAS関連機材の設置
NASのスペースでは、余裕を持った配置ができています。スペース的に外付けHDD1台を設置できるスペースの空きがあります。
現在は、NASにバックアップ用の外付けHDD2台をUSBで取り付け、NASと同じ段に設置しています。
NASへのネットワーク接続は、下部のネットワーク機器から接続しています。
配線はネットワーク機器から近いため、短いケーブルで接続できています。
一方、電源ケーブルは用意していた延長ケーブルの口数が足りない事から、追加で3口電源をネットワーク機材の背面に通し、使っています。
PCの設置
最上部には、PCを設置しています。PCの背面をデスク側に向け、デスク上の機器との距離を近づけています。
一方で、PCの吸気面が壁と近いため、吸気が問題なくできているか気になるところです。
配置向きの変更で、解決したいと考えています。
機材を増やす場合
メタルラックに置く機材を追加する時、メタルラック台を追加で購入します。
パソコンを置いている台の高さを上げ、メタルラック台を追加する事で、新規追加の機材の設置場所を増やせます。
メタルラックのメリット
メタルラックでPC機材を配置するメリットは、機材の構成管理が気軽に行える点です。
メタルラックのサイズによりますが、機材を増やす時、メタルラックの台の枚数を増やす事で、機材の設置スペースを増やせます。
また、メタルラックを部屋に置くことで、そのスペースはPC機材を設置するスペースとして区切る事ができます。
事前に部屋のスペースを取っているため、機材を増やした時、わざわざ設置スペースを作る必要無く、気楽に機材を置けます。
メタルラックのデメリット
メタルラックのサイズで完結する必要がある
メタルラックサイズの上限で機材が設置できない場合、メタルラックのサイズ変更が発生します。
この時、メタルラックの乗せている機材のすべてを一度取り出す必要があります。
機材数が増えるほど、取り出しに時間がかかり、大変です。
中間のメタルラック追加が大変
メタルラックの中間部分の台を増やしたり、位置を変更したりする場合、上部のメタルラックを外す必要があります。
メタルラックの取り外しは、台のスライド、留め具の取り外しがあり、時間がかかります。
可能な限り、メタルラック台は現状の台数に追加し、台の位置移動を発生させない事をおすすめします。
まとめ
部屋の様々な場所に散らかっていたPC機材を1か所に集め、小さくまとめたことにより、配線の取り回し、機材の入れ替えは楽になりました。
改善したい場所は多々ありますが、基本的なPC機材の配置と配線ができています。
今後、機材が増えた時の拡張性に期待ができ、メタルラックの導入はお勧めです。
本記事が、PC関連の機材を1か所にまとめたい方の参考となれば幸いです。
以上です。