Noctuaの空冷クーラーNH-D15の設置状況を紹介

  • URLをコピーしました!

当ブログ掲載広告について

当ブログでは、アフィリエイト・Google AdSense・The Moneytizer・楽天アフィリエイト・A8.netによる広告を掲載しています。

長期的に色々なCPUを冷やす事に役立つCPUクーラーを、簡易水冷以外で探しました。

ヒートシンクが大きく、良く冷えそうな空冷クーラーとして、NH-D15を導入しました。Core i9の中で爆熱なもの以外は冷却ができそうな空冷クーラーです。

NH-D15は、2つの巨大なヒートシンクを持っており、サイズ的にPCケースに納まるか心配がありましたが、ミドルタワーのケースに搭載ができました。

本記事では、NH-D15の性能というより、実際にPC搭載した時の状態を紹介します。

CPUクーラーのサイズが巨大であるため、自分のPCに搭載できるか心配をしている方のご参考となりますと幸いです。

NH-D15のサイズ

NH-D15は、ファンサイズが140mmのファンを搭載しています。

空冷のCPUクーラーは、通常、120mmで十分と感じます。そのため、140mmのファンは必要以上に大きく、高い冷却性が期待できます。

120mmファン
140mmファン

ヒートシンクも、2つ巨大なものが連なっており、NH-D15をマザーボードへ取り付け時に色々と干渉しそうな危険を感じる、大きな空冷クーラーです。

ヒートシンク2つ

インパクトが大きく、「このサイズなら、冷えるでしょう。」という冷却面への信頼があります。

PCへNH-D15の取り付けた様子

本体サイズが大きく、NH-D15を自分のパソコンに設置できるか心配になるCPUクーラーですが、実際に取り付けた時、他のパーツやPCケースに干渉せず、利用できました。

紹介する利用例では、MSIの「MPG B550 GAMING PLUS」に設置した様子を紹介します。一般的なATXのマザーボードのため、パーツ毎の干渉について、ちょうど良いです。

PCケースに収まるか

NH-D15を取り付けた後、実際にケースに収めた状態です。ケースのサイドパネルにあたらない、高さギリギリのサイズ感です。

ケースを閉じた時のNH-D15

ヒートシンクの高さは、サイドパネルにあたる事なく、余裕があります。一方で、ファンの位置が、メモリを避けるため、少しずらしている影響から、ファンの位置は、ケースにあたらないギリギリとなっています。

ファンの高さの参考として、今回利用したPCケースの背面の様子を紹介します。一般的なミドルタワー型のPCケースです。

設置したPCケース背面の様子

「メモリとの干渉」

ファンをヒートシンクに合わせて設置した場合、メモリの位置と干渉するため、ファンの設置場所をずらす必要があります。

ファンをずらして設置した状態

メモリ側のファンを少しずらす事で、メモリとCPUファンの干渉を避けられます。ケースの側面からメモリの確認をした時、ファンがメモリを隠す状態です。

メモリを設置した状態

グラフィックボードとの干渉

グラフィックボードとNH-D15の間は少し空いており、干渉はしません。

ファンとグラフィックボードを設置した様子

大きすぎるグラフィックボードでなければ、隙間から手を入れられるため、CPUクーラー取り付け後、グラフィックボードの取り外しが可能です。

マザーボードIOパネル付近のカバーとの干渉

CPUクーラー取り付けで気になる点が、IOパネルそばのカバー部分との干渉です。

マザーボードカバーとNH-D15の様子

ヒートシンクが右側によっているため、IOパネル付近のカバーが干渉することなく、NH-D15を気軽に取り付けられます。

NH-D15取り付けで不便なこと

ここまで、NH-D15がパーツ干渉しても問題とならない点や、問題無い点について紹介しましたが、逆にスムーズな取り外しができず、不便さを感じる点があります。

M.2 SSDが取り外せない

M.2 SSDの真上にNH-D15のヒートシンクがあり、マザーボード上のM.2 SSDを取り外す事ができません。

M.2 SSDを取り外す際は、NH-D15を外す必要があります。

M.2 SSDの干渉

手間が増える点から、M.2 SSDを頻繁に交換する方へNH-D15は、お勧めしません。

組み立て時のCPUの電源供給挿し込みが大変

サイド上部にCPU電源の差し込みがありますが、NH-D15を取り付けた後、ケース上部のスペースが狭くなるため、CPU電源供給のケーブルを差し込みで手が入らない等の問題が発生します。

CPU電源の取り付けは狭い

NH-D15を取り付けた後、ケーブルを取り付けが大変であったので、1度取り外し、CPUクーラーを再度取り付けました。

メモリの取り外しが手間

NH-D15のファンを取り付けた後、メモリを取り外す場合、ファンを一度取り外す必要があります。

メモリの交換に対し、ファンの取り外しが必要となるため、面倒と感じる方にはお勧めしません。

比較的ファンの取り外しは簡単ですが、他のCPUクーラーでは、ファンを取り外す必要もなく、利用できる事から、手間を感じる事もあります。

本記事で紹介している製品リンク

「Noctua NH-D15」のAmazonリンク

Noctua NH-D15
Noctua NH-D15

まとめ

NH-D15を今後パーツの買い替え時にも利用できると考え、思い切って購入しました。

「見た目が大きいため、取り付けができるのか?」と疑問に感じながらの導入でしたが、問題なく設置ができ利用ができています。

パーツ干渉についても、交換頻度の低いパーツに対して干渉をしているため、特に問題視していません。

本記事が、NH-D15の購入を検討していますが、パーツ干渉が不安という方の参考になりますと幸いです。

以上です。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次