モバイルモニターは持ち運びができ、便利です。
モバイルモニターは軽く、小型である事から、場所を取らず持ち運びも簡単です。特に、ゲームや、パソコンでモニターが欲しいが、大きすぎて移動が面倒という方におすすめです。
場所の制約が少ないため、空いた机の上でノートパソコンを使った作業、一休みのゲームができます。また、常用の小型モニターを求めている方にもちょうど良いサイズです。
10インチ~17インチと小ぶりなサイズのため、ノートパソコンの画面と同等のサイズです。そのため、ノートパソコンの画面拡張におすすめです。
私は、自作PCの検証や組み立て等の作業時にモバイルモニターを利用しています。設置してあるモニターを運ぶのが面倒な事、作業場所が不確定なことから、場所を選ばないモバイルモニターが最適です。
本記事では、所有しているJAPANNEXTのモバイルモニター、「JN-MD-IPS1401FHDR」を元にモバイルモニターを紹介します。
モバイルモニター使ってみたいけど、利用シーンが難しい方や、省スペース作業で利用するモニターをお探しの方のご参考となりますと幸いです。
モバイルモニターの強み
モバイルモニターの強みは、モニターサイズが小さい点とその軽さです。
普段利用するモニターサイズが21インチ~27インチに対し、10インチ~17インチと小柄です。ノートパソコンと同様のモニターサイズな事から、携帯しやすくなっています。
持ち運びがしやすいという利点から、場所にとらわれる事が少なく、気軽に自由に利用できます。
- 外出時の持ち運び(※場所によってバッテリー内臓か必要)
- 家の中でモニターのない部屋
また、場所を広く利用しないため、利用しない時は収納しておける点が良いです。
モバイルモニターの利用シーン
モバイルモニターの気軽に利用できる利点から、利用できるシーンは様々です。
ゲーム機のモニターとして利用
任天堂Switchでは、携帯ゲーム機の要素もあり、場所を選ばずゲームができます。
しかし、ゲームタイトルによって、携帯モードのモニターでゲームが難しく、モニターが欲しいこともしばしばあります。
そんな時、モバイルモニターをSwitchのお供として持ち運ぶことで、Switchのモニターに縛られず、ゲームができます。SwitchのドックからHDMIの接続は必要ですが、広い画面でゲームができます。
また、普段ゲームに利用しているモニターやテレビを利用して使えない時、モバイルモニターを予備モニターとして準備します。作業の合間や、休憩時間に作業中のモニター配線を変更せず、ゲームが楽しめます。
ノートパソコンの拡張モニター
ノートパソコンは場所にとらわれず、持ち運びができます。一方で、作業領域を広く取りたい場合、モニターサイズが大型のノートパソコンを購入時に選ぶ必要があります。ノートパソコンが大型になるほど重くなり、持ち運びが大変です。
ボートパソコンを大型化させないために、モバイルモニターの導入はどうでしょうか。
ノートパソコン本体は軽く、使いやすい性能のものを選択します。さらに追加でモバイルモニターを持ち運び、作業領域が必要な時はデュアルディスプレイとして利用します。
結果、ノートパソコンの大型化を防ぎ、作業領域が必要な時に確保できる環境が整います。
パソコンとモバイルモニターの2つを持ち運ぶ場合の重さについて、モバイルモニターは軽いものを選ぶことで、持ち運びで重いと感じる事は減ります。
自作PCの作業用モニター
場所が固定でない作業を行う際、モバイルモニターが便利です。
私の場合、自作PCの作業は、作業内容に応じて必要なスペースは様々です。組み立て作業ならば、作成済みや待機中のパーツで回りは散らかります。また、電源の取り換え程度の簡単な作業であれば、本体と電源を設置するスペースが必要なだけで、広いスペースを必要としません。
スペースの変動により、モニター位置を移動させる必要がありますが、できる事なら大型モニターを移動したくありません。
モバイルモニターは、設置場所でスペースを取らず、設置も簡単なため、気軽に作業中のモニターとして利用できます。そのため、重宝しています。
設置場所が限られた環境での2枚目3枚目のモニター
現在のパソコン環境で、常用のモニターを増やしたいが、スペースが限られており、拡張が難しい場合にモバイルモニターを導入します。
モニターの表示サイズを気にしない用途であれば、場所も24インチモニター等と比較して場所も取らず、設置がしやすいです。
動画の垂れ流し用、PCモニタリング、SNS確認用等の利用で重宝します。
モバイルモニター選びで気にしたいところ
モバイルモニターを選択する際、想定用途に合わせた選択をおすすめします。モバイルモニターを使ってみて、気になった部分や良かった点を踏まえ、モバイルモニターの選択ポイントを紹介します。
バッテリー内臓かどうか
モバイルモニターには、バッテリー内臓とUSB給電のものがあります。外でコンセントの少ない環境の方は、USB給電を選び、コンセントの少ない方は、バッテリー内臓のモバイルモニターの選択が良いです。
USB給電のモバイルモニターは、安定して電力供給ができるため、気にする部分はありませんが、バッテリー内臓のモバイルモニターを利用する場合、バッテリーの寿命や連続稼働時間を気にします。
バッテリー寿命
バッテリーの寿命は、その製品がノートパソコンの相棒として何年利用できるかにかかってきます。また、買い替え周期等考える必要があります。
連続稼働時間
連続稼働時間は、電源のない場所で何時間作業できるか気にしたいところ。サブ的な役割であれば、1時間や2時間程度で良いかもしれません。しかし、半日~1日外作業等長期になればなるほど、利用要求が高まるため、要注意です。
あまりにも長期利用の場合、ノートパソコンからの給電やモバイルバッテリーからの給電を考えた方が良いです。
モニターサイズ
用途や設置場所によってサイズは様々です。よく目にするモバイルモニターのサイズは、10インチ~17インチと幅は広いです。
小ぶり過ぎると、想像より画面が狭いと感じます。逆に、大型のモニターサイズでは、持ち運びで鞄に収まらない等予期しない問題が発生します。モニターサイズ選びでは、実物を見てちょうど良いサイズを選ぶ事をおすすめします。
例として紹介しますが、私が利用している「JN-MD-IPS1401FHDR」をご紹介すると、14インチモニターで、526.5gと軽いです。
利用環境が家で固定なことから、サイズを可能な限り大きめにしています。見やすく、扱いやすいモニターです。
発色が気に入るか
モニターとは長期間利用するため、発色は気に入るかどうか気を付けたいです。
発色が想像と違う場合には、違和感を感じますし、見えずらさを感じると利用したくないと思います。そのため、満足する発色のモバイルモニターの選択をおすすめします。
ネットショッピングの場合、色が確認しにくい事があります。そこで気にする事は、sRGB99%以上のモニターかどうかです。sRGBは、インターネット上のコンテンツの発色に対応しているモニターを示すため、sRGB99%やあsRGB100%を選択することで、問題は起こりにくいといえます。
(カメラ写真の色を忠実に再現する場合は、Adobe RGBと言われる規格を選択する必要があります。)
ゲーム用途ではリフレッシュレート
ゲーミングパソコンや、PS5のモニターとしてモバイルモニターを利用する場合、リフレッシュレートに注意したいです。ゲームの種類で、FPSを選択する場合、リフレッシュレートが144Hzは欲しいところです。
余談ですが、任天堂Switchの場合、60Hzの出力となるため、モバイルモニターの購入時にリフレッシュレートを気にする必要はありません。
まとめ
モバイルモニターは、小型で軽いため取り回しが良く、使い道は様々です。
モバイルモニターの選び方は、利用目的や環境によって選択肢が変わります。そのため、モバイルモニターの選択前に利用シーンや、使い方を洗い出しておくと選びやすいです。
本記事がモバイルモニター導入検討の参考になりますと幸いです。
以上です。