Macを購入してからというもの、マウスがMagicMouse2しか利用できない事で不満を抱えるシーンがありました。
この不満解消のため、M1Proチップ搭載Macで使えるゲーミングマウスを探し、見つけました。
それが、「SteelSeries PRIME MINI WIRELESS」となります。
1ヶ月程度利用をし、利用可能な事の確認をしましたので、記事にします。
本記事が、M1チップシリーズを搭載しているMacを購入し、MagicMouse2以外のマウスを探している方の参考となりますと幸いです。
SteelSeries PRIME MINI WIRELESSの概要
SteelSeriesは、デンマークを本拠としている企業で、ゲーミングデバイスを製作している企業です。
ヘッドセットや、マウスといった商品を扱っています。
その中で、PRIME MINI WIRELESSはeスポーツのプロと共同開発をしており、軽量なマウスとなっています。
脱MagicMouse2を考えた理由
MagicMouse2はMacで利用する上では、ジェスチャ操作が豊富で優れたマウスと言えます。
私も購入当初は満足していました。
しかし、利用を継続すると不満点が挙がってきました。
・Macでゲームをするタイミングで、MagicMouse2が薄すぎる事。
・長時間の作業をしている時に感じるMagicMouse2の握りにくく疲れる。
上記の理由から、マウスの変更を検討しました。
特に私はMacでゲームをする事がありますので、長時間利用して疲れにくいマウスが欲しく、ゲーミングマウスを検討しました。
M1チップ対応マウスがほぼない事から購入
店舗に行って店員さんのお話を聞きましたところ、メーカーがMac対応で保証しているのはIntelチップを搭載したMacとなっており、M1ProをはじめとするM1チップについては、利用できるか不明とのことでした。
そのため、購入の際には実際に試しで使ってみるしかなかったです。
ここで、私は、思い切ってゲーミングマウスである、「SteelSeries PRIME MINI WIRELESS」を購入しました。
M1ProチップのMacで利用できる
PRIME MINI WIRELESSがどういった点でMacで利用できると判断したか紹介をします。
スクロールがスムーズ
Mac対応を謳っているサードパーティー制のマウス利用時の問題として、スクロールが滑らかにできないことが挙げられます。
マウスホイールを回しても、スクロールが速すぎたり、遅延したりとマウスホイールの回転と実際のスクロールが対応していない事があります。
PRIME MINI WIRELESSでは、スクロールの遅延やスクロールが早すぎるといった事象は発生せず、違和感なくスムーズにスクロールをする事ができます。
進む戻るボタンが利用できる
ブラウザとブラウザの設定依存で限定的ですが、進むと戻るボタンの利用が可能です。
私が検証した中では、GoogleChromの履歴を残す設定をしたブラウザで、サイドの進む戻るボタンが利用できます。
有線接続、無線接続両方の機能が使える
PRIME MINI WIRELESSは基本的に付属のレシーバーをPC側に差し込み、利用をします。
このレシーバーはUSB Type-Cの端子で利用できます。
そのため、Macのポートに差し込んでの利用が可能です。
無線を利用する際、Bluetoothの規格が対応していない場合、無線接続できないのですが、PRIME MINI WIRELESSは問題なく利用できます。
PRIME MINI WIRELESSは、充電をしながらの利用が可能です。
この時、有線接続になりますがコードは、USB type-Aです。
MacBookProには、USB type-Aの拡張端子がついていませんので、ハブが別途必要となります。
ハブを介した状態でマウスを有線接続しても、無線接続時と同様の動きをマウスがしていましたので、有線でも問題なくマウスが利用できます。
マウスポインタの移動遅延なし
無線接続、有線接続どちらの状態においても、マウスの移動量に対してマウスポインタは遅延なく動作しています。
また、マウスの移動量についても、マウスの移動距離に応じたポインタの移動量となっており、違和感無く、作業ができます。
使い心地は非常に良い
非常に軽い
まずマウスを持ってみて驚いたのが、本体の軽さです。
実際に重さを計測すると、75.5gと軽く、使っていても重いと感じる事はありません。
長時間(3時間~4時間)の作業をしていても、重さが苦ではないです。
軽量マウスを求めていた事もあり、使い勝手が良いです。
ゲームや長時間の作業に対して、マウスがストレスになる事がなくなりました。
質感
マウスの質感は、サラサラとした感じです。
そのため、マウスを利用した際にベタつく事なく利用ができます。
個人的には好きな触り心地であり、汗をかいた際にもサラサラとして使えます。
握り心地について
MagicMouse2はマウスをつまむ感覚で握ることがありました。
それに対し、PRIME MINI WIRELESSはマウスをしっかりと握る形で利用できます。
個人的には、握った際のサイズ感もちょうどよく、使い勝手の良いマウスだと感じています。
特に、長時間の利用をした際にもしっかりと握れるマウスを利用することで疲労をあまり感じずに利用ができる点が利点として挙げられます。
気になる事と注意事項
今回、M1Proチップ搭載のMacBookProで普通に利用できるマウスという事でSteelSeries PRIME MINI WIRELESSを紹介しましたが、利用にあたって注意をした方が良い事がありましたので、記載をしておきます。
専用のアプリケーションで設定が必要
PRIME MINI WIRELESSはマウスを利用そのまま利用するのみでは、マウスポインタの速度が非常に遅かったです。そのため、利用前に専用のアプリケーションを使って、設定を行う必要があります。
設定するためのアプリケーションは、SteelSeriesのサイトにありますので、この専用のアプリケーションをダウンロードしてマウスに対する設定を行う必要があります。
アカウント登録を行う必要がありますので、少し手間や抵抗を感じる方はいらっしゃると思います。
値段について抵抗があるかも
今回紹介しているマウスは値段が2022年5月時点で1万円を超える高さです。
そのため、いきなり手を出すには抵抗のある方がいらっしゃると思います。
そんな方に対しては、同じSteelSeriesから発売されており、Mac対応と明記しているマウスがいくつか発売されています。
そのため、値段を気にされる方については、こちらのマウス購入を検討する事をおすすめします。
「SteelSeriesの他のマウス」
まとめ
M1チップシリーズを搭載型のMacBookProで使えるマウスを探し、SteelSeries PRIME MINI WIRELESSを見つけることができました。
使い心地も、MagicMouse2で感じていた不満点を解決するでき、普通に利用ができるマウスという事で満足しています。
M1チップシリーズ搭載のMacBookProはマウスを探すにも一苦労ですが、自分に合ったマウスを探し出す事ができて良かったと感じています。
現在M1チップシリーズを搭載しているMacを利用しており、MagicMouse2以外で普段使いのマウスをお探しの方は是非、SteelSeriesのマウスを利用してみてはいかがでしょうか。
本記事が、M1チップシリーズのMacを購入し、マウスをお探しの方にとって参考となりますと幸いです。
以上です。